ラクトフェリンとは
ラクトフェリンとは、鉄と結合する性質を持つ糖たんぱく質で、母乳や哺乳動物の乳に多く含まれています。
ラクトフェリンは、鉄と結び付くことで細菌の増殖を抑え、免疫機能を高めます。また、腸内に入ると悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やす働きがあるため、腸内の環境を整える効果もあります。
ラクトフェリンは、別名、赤たんぱく質ともいい、腸内環境を整えて免疫強化する働きがあります。ラクトフェリンは、多くの哺乳動物の乳に含まれる糖たんぱく質です。人間では出産後3日間に出る初乳にもっとも多く含まれ、細菌の栄養分となる鉄と結びつき、細菌の生存や増殖を抑制する免疫機能があります。
ラクトフェリンは、腸内に入ると大腸菌の増殖を抑え、善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きをします。これまでの研究では、抗炎症、免疫調節、抗がん作用、またヘリコバクター・ビロリ菌に対する抗菌作用が認められているようです。
【ラクトフェリンを多く含む食品】
チーズ
ヨーグルト
母乳
牛乳などに含まれるたんぱく質の一種。鉄と結合しやすい特性から、赤みがかった色をしています。ラクトフェリンは多くのほ乳動物の乳に含まれていますが、人間の母乳、とくに出産後数日の間に分泌される初乳に最も多く含まれています。生まれたばかりの乳児をさまざまな感染症から守ってくれる優れた機能を持つたんぱく質です。
【ラクトフェリンの効能】
免疫力を高める効果、腸内環境を整える効果、貧血を予防する効果、胃の健康を保つ効果、ドライアイを改善する効果、老化を防ぐ効果、骨粗しょう症を予防する効果、内臓脂肪を減少させる効果、ストレスをやわらげる効果
【不足すると起こる現象】
貧血、骨粗しょう症、ドライアイ
【こんな方におすすめ】
免疫力を向上させたい方
腸内環境を整えたい方
胃の健康を保ちたい方
貧血でお悩みの方
骨粗しょう症を予防したい方
肥満を防ぎたい方
ストレスをやわらげたい方