マグネシウムとは
マグネシウムは、体内で約300種類以上もの酵素の働きを助けるミネラルの一種です。カルシウムと密接な関わりがあり、骨や歯の形成に必要な栄養素です。多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つ作用があります。
【マグネシウムを多く含む食品】
野菜類
大豆製品:大豆、豆腐、納豆など
穀類:玄米など精製していない穀類
種実類:アーモンド、落花生、ごま、そばなど
魚介類:キンメダイ、干しエビ、ヒジキ、ワカメなど
マグネシウムはナッツ類や魚介類、豆類に多く含まれており、特に魚介類に多い理由は、マグネシウムが海水に多く含まれているためです。魚や大豆製品の多い和食のほうが効率良くマグネシウムを摂取できます。また、玄米にもマグネシウムが多く含まれます。
【マグネシウムの効能】
丈夫な骨をつくる効果、高血圧を予防する効果、心疾患を予防する効果、生活習慣病の予防・改善効果、精神を安定させる効果
【不足すると起こる現象】
(酵素作用活性化と神経系に必要)
けいれん、うつ病、不整脈、イライラ、神経異常、筋肉の収縮、動脈硬化、血圧異常、体温調整、骨、集中力、ストレス、充血、狭心症、心筋梗塞、喘息、精力減退、老化、思考力低下、多動症、興奮状態、落ち着きがない、てんかん、自閉症、消化不良
【こんな方におすすめ】
骨や歯を強くしたい方
血圧が高い方
心疾患を予防したい方
生活習慣病を予防したい方
イライラしやすい方