ヨードとは
ヨウ素とは、人間にとって必要不可欠なミネラルのひとつで、ヨードとも呼ばれます。人間の体内には甲状腺に多く存在し、甲状腺から分泌されるホルモンの主要な構成成分となり働いています。
ヨウ素は海のミネラルとも呼ばれ、海藻に多く含まれています。また、ヨウ素には殺菌作用もあり、消毒薬としても使用されています。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンであるトリヨードチロニンとチロキシンをつくる成分です。甲状腺ホルモンは交感神経を刺激して、たんぱく質や脂質、糖質の代謝を高めます。これによって基礎代謝と発育が促進されます。
甲状腺ホルモンは、神経細胞にあるナトリウムイオンの濃度調節を行い代謝を促します。
【ヨードを多く含む食品】
海藻類:コンブ、ワカメ、ヒジキ、アマノリなど
魚介類:イワシ、サバ、カツオ、ブリ
ヨウ素は海産物に多く含まれるので、摂取量の多い日本人が不足することはまれです。ヨウ素の過剰摂取は、逆に甲状腺ホルモンの合成を妨げ、甲状腺腫をを引き起こすことがあります。
【ヨードの効能】
基礎代謝を高める効果、成長を促進する効果
【不足すると起こる現象】
甲状腺ホルモンが作れない、発育不良、脳性麻痺、言語障害、精神障害、新陳代謝異常、老化、脂肪燃焼、甲状腺ホルモン異常、思考力低下
【こんな方におすすめ】
体のだるさを感じる方
疲れやすい方
甲状腺の機能が落ちている方
成長期のお子様