亜鉛とは
亜鉛とは牡蠣や肉類、魚など動物性食品に多く含まれるミネラルで、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立ちます。また、味覚を正常に保つためにも必要で、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きもします。
ミネラルの中でも不足しがちな栄養素であるため、意識して摂取する必要があります。
最近では亜鉛の摂取不足による前立腺肥大やED(勃起不全)など男性機能の健康に関わる栄養素として注目されています。
【亜鉛を多く含む食品】
魚介類:牡蠣、ほたて、かに
肉類:豚レバー、牛肉
その他:玄米ごはん、納豆、卵
亜鉛は小腸で吸収され、アルブミンというたんぱく質と結合して肝臓に運ばれます。体内での吸収率は約10~30%といわれあまり高くありませんが、亜鉛の摂取量や同時に摂取した鉄や銅の量に影響されて変化します。
また、昇圧薬などを服用することによって亜鉛の吸収が妨げられることもあります。
【亜鉛の効能】
味覚を正常に保つ効果、成長を促進する効果、抜け毛を予防する効果、生殖機能を維持する効果、生活習慣病の予防・改善効果、二日酔いを防ぐ効果
【不足すると起こる現象】
味覚障害、肌のかさつきや皮膚炎、脱毛、爪の斑点、胃腸障害、免疫機能の低下、下痢、貧血、精神障害、傷の治りが遅くなる
【こんな方におすすめ】
味覚を正常にしたい方
成長期のお子様
偏食気味の方
脱毛を予防したい方
生活習慣病を予防したい方
活力をつけたい方
お酒をよく飲む方