乳酸菌とは
乳酸菌とは、糖類を分解して乳酸をつくり出す細菌の総称で、その種類は200種類以上にもなります。人間の腸内にすみつくことができる細菌で、チーズやヨーグルトなどの発酵食品に多く含まれていることで知られています。腸内環境を整える効果や免疫力を向上させる効果、コレステロール値を低下させる効果など様々な生理作用を持ちます。
乳酸菌と聞くと一つの成分を連想しがちですが、ヨーグルトに使われている乳酸菌だけでも、サーモフィルス菌、ブルガリア菌、カゼイ菌、ガセリ菌、ビフィズス菌などさまざまな種類があり、それぞれに異なった効果効能があります。
ヨーグルトやサプリなどでよく「乳酸菌を生きたまま腸へ」といった広告を目にしますが、乳酸菌には腸内バランスを整える作用があり、便秘の予防や改善に大変効果があるといわれています。それ以外にも、腸の老化を防いだり、免疫力を高めることで花粉症やガンを予防するなど、体の中の乳酸菌を増やすことで、さまざまな疾病、症状から私たちを守ってくれるのです。
【乳酸菌を多く含む食品】
ヨーグルト
チーズ
漬物
味噌
醤油
乳酸菌といえば主にヨーグルトを連想しますが、乳酸菌の働きによってつくられる食品は、動物性乳酸菌であるヨーグルトだけではありません。みそやしょうゆ、お漬物などの日本古来の発酵食品やキムチなどといった植物性の乳酸菌もあり、私たちの食生活と密接な関わりを持っています。
【乳酸菌の効能】
腸内環境を整える効果、免疫力を向上させる効果、アレルギー(花粉症)を抑制する効果、コレステロール値を低下させる効果、美肌効果、貧血を予防する効果
【不足すると起こる現象】
花粉症、貧血、動脈硬化
【こんな方におすすめ】
腸内環境を整えたい方
免疫力を向上させたい方
コレステロール値が気になる方
アレルギー症状を予防したい方
美肌を目指したい方
貧血でお悩みの方