ナトリウムとは
ナトリウムは体の機能を調節し、生命活動の維持に必須のミネラルで、主に飲食物から食塩として摂取されます。多くは細胞の外側(細胞外液)に存在しており、細胞の内側(細胞内液)に含まれるカリウムとのバランスを保つことで、細胞を正常に機能させています。また、血圧にも関係することからも注目されています。
また、主に細胞の外側に多く存在します。細胞内にあるカリウムと連携し細胞膜の浸透圧調節や細胞液のpH調節、血液中にミネラル成分が溶け出すのを助ける働きをします。暑さや激しい運動で大量に汗をかいたり、下痢をしたときは、ナトリウムが不足することがあります。ナトリウムが不足すると、細胞膜の浸透圧が低下し、循環する血液量が減少します。また、食欲や筋力の低下につながります。
【ナトリウムを多く含む食品】
調味料(食塩、みそ、しょうゆ、固形ブイヨン)
魚介加工品(いかの塩辛、明太子、筋子)
漬け物、梅干し
こぶ茶
食塩に含まれるナトリウムは、インスタント食品や加工食品に多く含まれ、摂取不足よりも過剰摂取が問題となっています。
【ナトリウムの効能】
細胞の機能を維持する効果、筋肉の収縮・弛緩の働きを保つ効果、神経機能を正常に保つ効果
【不足すると起こる現象】
神経の刺激伝達、胃腸分泌、腸の消化、日射病
【こんな方におすすめ】
スポーツをする方
たくさん汗をかく方