リンとは

リンは、カルシウムの次に体内に多く存在するミネラルで、成人の体重の約1％を占めています。このうち約80％はカルシウムやマグネシウムと結合し、骨や歯を形成しています。また、エネルギーの貯蓄など、細胞の生命活動に欠かせない栄養素です。

また、神経や筋肉にも存在し、神経の伝達やナイアシンの作用に役立っています。現在の食事事情では不足することはほぼありえないことですが、リンが不足すると骨が柔らかくなったり、発育不全を起こします。腎機能が低下することもあります。

【リンを多く含む食品】

プロセスチーズ
煮干し
干しきびなご
凍り豆腐
わかさぎ
卵黄
アーモンド

牛乳や乳製品に含まれるリンは、カルシウムとのバランスがよく、効率的に骨を強化することができます。

【リンの効能】

骨や歯を丈夫にする効果、エネルギーを蓄える効果、神経や筋肉の機能を正常に保つ効果

【不足すると起こる現象】

骨の発育異常、代謝異常、歯・細胞膜・細胞成長異常、骨折、脳の機能障害、炭水化物代謝異常

【こんな方におすすめ】

骨や歯を強くしたい方