健康になるための情報ブログ

健康、栄養素、有害化学物質、サプリメント

葉酸とは

葉酸とは、水溶性のビタミンB群の一種で、ビタミンB12とともに赤血球の形成を助ける栄養素です。この働きから、造血のビタミンとも呼ばれます。また、葉酸は胎児の正常な発育に寄与する栄養素としても重要な働きを行うため、特に妊娠初期の女性に必要です。

 

葉酸は、タンパク質や細胞の新生に必要な核酸(DNA、RNA)をつくるのに重要な役割を果たしています。核酸は細胞の核にあたり、遺伝情報を保有しており、遺伝情報に沿ってからだをつくるよう指令を出す生命の根幹です。

 

葉酸を多く含む食品】

肉類:レバー
野菜類:菜の花、枝豆、モロヘイヤ、ほうれんそう、アスパラガスなど
果実類:いちご、ライチ、アボカド、マンゴーなど
その他:納豆、ナッツ類、卵黄、牛乳など

 

葉酸は、レバーや葉野菜などに多く含まれるビタミンです。水溶性ビタミンであるため、茹でるなどの調理によって損失しやすく、含まれている葉酸量はアスパラガスでは約90%に、菜の花やブロッコリーでは60%前後に、モロヘイヤやほうれんそうでは40%前後に減少します。

 

 葉酸の効能】

胎児の神経管閉鎖障害を予防する効果、成長を促進する効果、貧血を予防する効果、動脈硬化を予防する効果、脳の機能を改善する効果

  

【不足すると起こる現象】

悪性貧血、口内炎、下痢、腸炎、人間的性格の問題

 

【こんな方におすすめ】

妊娠中の方、妊娠を考えている方
貧血でお悩みの方
動脈硬化を予防したい方
肌荒れが気になる方
お酒をよく飲む方
成長期のお子様