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経皮毒を特に気をつけなければいけない物 -その2-

日常に使われているもので経皮毒の恐れがあると考えられているものはたくさんあります。化粧品、基礎化粧品、ハンドクリーム、台所用洗剤、プラスチック・・・etc 心配な人は、どんな成分が危険と言われているかをチェックすることが大切です。医薬部外品という部類になっているものは、全成分の表示義務がないため、消費者がわからない成分が入っている場合がほとんどです。

 

経皮毒と入浴剤

お風呂は、皮膚全体から化学物質を吸収してしまう場所なので注意が必要です。とくに腕の42倍の経皮吸収率がある性器も無防備になっています。また、温度が高いと経皮吸収率もあがるため、通常より化学物質を吸収しやすい状況です。合成物質でできている入浴剤の多くに、PGとも呼ばれるプロピレングリコールという物質が入っています。これは分子量がとても小さく、経皮吸収を促進させます。また、防腐剤のサリチル酸パラベン、合成着色料、合成香料などは、アレルギーを誘発させます。

 

経皮毒と洗濯用洗剤

洗濯物の白さを強調する洗濯用洗剤は、キレイになったような気がするので、ついつい選んでしまいがちですが、その分蛍光増白剤や漂白剤が使用されています。蛍光増白剤はふきんなどの食品に触れるものには全て使用が禁止されています。

また、部屋干しの嫌な臭いを消すためには抗菌剤が、柔軟剤には陽イオン界面活性剤が使われます。

これらは全て衣類に付着し、それを使用すると肌から体に吸収されます。アトピーなどのアレルギーをひどくさせる可能性があります。また、自然分解しにくいので、水質汚染にも影響があります。

 

経皮毒と歯磨き粉

口の中などの粘膜吸収率は、経皮吸収率に比べて10~20倍も高くなっています。飲み込まないから安心と思われがちな歯磨き粉は、実は一番気をつけなければいけないとも言われています。歯磨き粉には、発泡剤としてのラウリル硫酸ナトリウムや、研磨剤、合成香料や合成着色料など、注意が必要と言われる成分が沢山使用されています。さらに、ポロピレングリコール(PG)といった界面活性剤が使われていて、これはほかの成分の吸収を促進します。

 

経皮毒とネイル

女性に必須のおしゃれの一つにジェルネイルがあります。ジェルネイルに施術にも危険な物質が使われています。一番気をつけたいのがアセトンと言われる、ジェルネイルをオフする際に用いられる液体です。プラスチックを溶かす有害物質で、内蔵や生殖器などにも悪影響を及ぼします。揮発性が高く無臭なため、知らぬ間にお店の空間にも蔓延し、お店では慢性的にアセトンを吸うことになるため、体調を崩すネイリストさんも多いと言われています。

また、ジェルネイルの持ちをよくするために、ジェルに爪を溶かしたり、酸化させる成分が入っている場合があります。ジェルネイルをつづけてやっていると、自爪が薄くなっていくのがわかると思います。成分にこだわりのあるメーカーを使うことが大切です。